健康保険被保険者証(保険証)を返却していないとある日びっくりする?

私事ではありますが、筆者は今年2020年に会社を退職しているのですが(そのため当法人に勤務しているのですが)、会社から貸与された物については、退職日に返却をしていました。
健康保険被保険者証についても、もちろん退職日までに返却をしていました。

 

しかし、退職から20日くらい経過した後に、突然「健康保険被保険者証の無効のお知らせ」という書類が自宅へ送られてきました。

いやいや、、、きちんと会社に返却したけれど、、、と思いつつ、私自身今までにこの書類を受け取ったことがなかったので「健康保険被保険者証の無効のお知らせ」の内容を読んでみました。

記載されていた内容は、このような内容でした。

●記載されている資格喪失年月日をもって健康保険の資格を喪失している
●これ以降、この健康保険被保険者証は無効である
●現在も持っている場合は速やかに返納するようにという旨
●無効となっている被保険者証を使用すると、後日その医療費を返還してもらうことになる

 

その数日後、当社の社会保険料の納入告知書に封入されている、全国健康保険協会が発行する「協会けんぽTimes」を読んでいたところ、「退職される方からの保険証回収にご協力ください」という記載があり、

●保険証が使用できるのは退職日まで
●無効の保険証は事業所へ返却するように依頼
●返却がない場合、ご本人に保険証無効と返却のお知らせを送付し、返却を求めている

というような内容が書かれていました。当然ですが、私が受け取った書類も全く同じ内容のものでした。

 

なお、引き続き保険証を返却していない場合は、さらに「健康保険被保険者証の返納について」という書類が届くそうです。

 

私の場合、転職にあたってすでに前職へ保険証を返却していましたので、事業主が日本年金機構もしくは全国健康保険協会(協会けんぽ)へ返却済みであれば、タイミングの問題で行き違いで届いたものだと思います。

ただ、本人が事業主へ返却していても、事業主が返却していない場合は「健康保険被保険者証の無効のお知らせ」「健康保険被保険者証の返納について」が本人の自宅に届きますので、会社の人事の方は気をつけましょう。

 

ねんきん定期便など以外で年金事務所から自宅へ書類が送られてくることがほぼないため、本当にびっくりしました。

 

(参考)健康保険被保険者証の返納手続き



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