【令和5年度】人材開発支援助成金が利用しやすくなります

人材開発支援助成金の特定訓練コース・一般訓練コース・特別育成訓練コースの3コースを統合し、「人材育成支援コース」を創設します。
本コースは、令和5年4月以降の計画届の提出から利用することができ、従来のコース毎の手続きは不要となり、利用しやすくなります。

① 特定訓練コース
(正規雇用労働者向け)
・ 労働生産性向上訓練
・ 若年人材育成訓練
・ 熟練技能育成・承継訓練
・ 認定実習併用職業訓練
⇒統合⇒

<人材育成支援コース>

・ 人材育成訓練
職務に関連した知識や技能を習得させるためのOFF-JTを10時間以上行った場合に助成
・ 認定実習併用職業訓練
中核人材を育てるために実施するOJTとOFF-JTを組み合わせた訓練を行った場合に助成
・ 有期実習型訓練
有期契約労働者等の正社員への転換を目的として実施するOJTとOFF-JTを組み合わせた訓練を行った場合に助成

② 一般訓練コース
(正規雇用労働者向け)
・ ①特定訓練コースに該当
しない訓練
③ 特別育成訓練コース
(有期契約労働者等向け)
・ 一般職業訓練
・ 有期実習型訓練

 

◇人材育成支援コースの助成率・助成額等

訓練内容 対象労働者 訓練期間 訓練時間 経費助成率
( )内は大企業
賃金助成
()内は大企業
OJT実施助成
()内は大企業
人材育成訓練
(OFF-JT)
正規・非正規 定めなし 10時間以上 正規:45%(30%)
非正規:60%
正社員化:70%
760(380)円
/時・人
認定実習併用
職業訓練
(OJT+OFF-JT)
主に新入社員
(正規・非正規)
6か月以上
2年以下
1年当たりの
時間数で
850時間以上
45%(30%) 20(11)万円
有期実習型訓練
(OJT+OFF-JT)
正社員転換を
目指す者
(非正規のみ)
2か月以上 6か月当たりの
時間数で
425時間以上
60%
正社員化:70%
10(9)万円

【参考】
厚生労働省|人材開発支援助成金が利用しやすくなります



このエントリーをはてなブックマークに追加  
この記事を書いた
Athrunとは?