2019年4月に年次有給休暇の年5日の時季指定義務化が始まり1年半ほど経過しました。
厚生労働省の平成31年就労条件総合調査によりますと、年次有給休暇の取得率は52.4%となり、前年の51.1%を1.3%上回り4年連続して上昇したとのことです。
この年休取得率を算出するにあたり、以下のような疑問をお持ちの方もいらっしゃるのではないでしょうか。
「年次有給休暇の付与日数には前年からの繰り越し分は合算するのか?」
厚生労働省によりますと、年次有給休暇の取得率は以下のように算出するとされています。
取得率=有給取得日数計(1年間に実際に取得した日数)/有給付与日数計(繰越日数を除く)×100%
従いまして、前年からの繰り越し日数については付与日数からは除外し、取得日数についてはその取得分が繰越分かどうかを考慮せず、実際に1年間に取得した日数をカウントし算出することになります。
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