令和4年度の雇用保険料率が年度途中に変更することが決定し、労働保険年度更新申告書の書き方に戸惑っている方も多いのではないでしょうか。
確定保険料については令和3年度の保険料率にて算出しますが、令和4年度の概算保険料については令和4年4月~9月の雇用保険料率、令和4年10月~令和5年3月の雇用保険料率と分けて算出する必要があります。
厚生労働省でもパンフレット及びYoutubeで書き方が公開されておりますが、年度更新申告書計算支援ツールを利用すると便利ですので、今回はツールについて説明していきたいと思います!
まず、令和4年度の雇用保険料率は以下のとおりです。
<年度更新申告書計算支援ツールの使い方>
①算定基礎賃金集計表を入力する
「算定基礎賃金集計表」シートにて、労働保険、雇用保険対象賃金と人数をそれぞれ入力します。
②令和4年4月1日~9月30日までの雇用保険料率を選択する
算定基礎賃金集計表の下部にある概算保険料(雇用保険分)算定内訳の令和4年4月1日~9月30日までの③保険料率を選択すると、自動的に令和4年10月1日~令和5年3月31日までの保険料料率も入力され、④概算保険料額が算出されます。
③申告書イメージの保険料率を入力する
申告書記入イメージにて、以下①②③の保険料率を入力すると、確定保険料及び概算保険料が算出されます。
後は従来通り、延納申請や申告済概算保険料額などを入力すれば、充当額や不足額、期別の納付額が計算されますので、実際の申告書へ転記すればOKです!
こちらのツールが意外と便利ですので、厚生労働省のパンフレットと併せてご利用してみてはいかがでしょうか。
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