
労働保険料の年度更新申告の締め切りが、来月7月10日に迫ってまいりました。
申告後の納付については、みなさんは、どのようにご対応されていらっしゃいますでしょうか?
口座振替の登録がお済みでない場合は、紙の納付書を銀行の窓口に持って行って納付するしかない…とお考えでしょうか?
先日、クライアント様からこのようなお問い合わせをいただきました。
「銀行に行かずに支払いができる方法で、Pay-easy(ペイジー)というのがあると聞いたんだけど、どうしたらいいのかな?」
銀行の窓口に並ぶことなく、納付することができる方法として、Pay-easy(ペイジー)があります。使ってみようかな?とお考えの担当者様もいらっしゃるかと思いますので、使用方法をまとめてみました。
Pay-easy(ペイジー)とは、「ネットショッピングや税金などの支払いを、金融機関の窓口やコンビニのレジに並ぶことなく、パソコンやスマートフォン・ATMから支払うことができるサービス」です。
事前登録は不要で、労働保険料であれば納付書に記載されている「収納機関番号」、「納付番号」、「確認番号」が分かれば、いつでも支払えます。
では、その番号ってどこに書いてあるのでしょうか?
労働保険料の申告書はお手元に届いているかと思いますので、そちらの、会社名が書いてある「領収済通知書」をご覧ください。
「収納機関番号」、「納付番号」、「確認番号」は下図の青枠で囲った部分に記載されています。

番号をご確認いただけましたら、各銀行のインターネットバンキングのサイトにアクセスして振込を進めることができます。
銀行のATMでも振り込みが可能です。(※コンビニのATMは対応していないようなのでご注意ください!)
インターネットバンキングのページにも、ATMにもちゃんと「Pay-easy」
というボタンが用意されていますので、そこから「収納機関番号」、「納付番号」、「確認番号」を入力します。
そうしますと、自社の情報が自動的に反映されるますので、振込金額を登録して支払いボタンを押すだけ。とっても簡単です!

まだ、Pay-easy(ペイジー)を使ったことがない方は、お試しください。
なお、口座振替の手続きをとりますと、通常の納期限より支払期限が遅くなりますので、ゆとりが出ます。こちらもぜひご検討ください。
※今年度の全期・第1期分の受付は2025年2月25日に終了しています。

【参考URL】
日本マルチペイメントネットワーク推進協議会|労働保険料はネットで納付できます
日本マルチペイメントネットワーク推進協議会|ペイジーの使い方
厚生労働省|労働保険料等の口座振替納付
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